City Ride cut 2


AM12:00 Caser City PRISON
pic_0004

タッタッタッ・・・

金属の上を歩く革靴の音が独房には響く。

pic_0006
警官「かれこれ10年近くたつが、お別れまであと数日だな・・・」

警官はひとりごとを呟く。
お別れとはいったいどういう事だろうか。

警官はある独房の前に立ち止まると呼びかける。

pic_0007
警官「囚人番号4567。死刑執行が確定した。来てもらう」

警官の呼びかけに応じる声は聞こえない。

警官「聞こえないのk・・・」

グサッ!

警官が呼びかけたその時に事は起きた。
囚人が勢いよく飛び出し、警官の胸にナイフを一突きしたのだった。

警官「うぅ・・・」

警官は意識が朦朧としている。
そのうちに一人の男がその横を通り抜けた。

pic_0008
男「・・・」

男は口を開かず、そのまま出口へと向かっていく。

pic_0009

タッタッタッ・・・






pic_0010
遠くからは厳戒態勢のベルが聞こえる。

「緊急事態発生!囚人が一人脱獄した模様!緊急事態発生!」

男は外に出るとパトカーに乗り込み、その場を立ち去って行った。


pic_0012

男はパトカーを乗り捨て、バンへと乗り換える。

pic_0013

ドン

車のドアを閉めると男は少し息を整える。

pic_0014
男「・・・もう少しか」

男はバンを走らせるのだった。

pic_0015







「臨時ニュースです」

「本日未明、Liberty州 Caser Cityの刑務所から死刑囚の――が脱獄した模様です」

「現在警察は行方を追い、Liberty City周辺に検問を張っていますが依然見つからず――」

「脱獄囚はLiberty Cityに潜伏しているものと思われ―」

カチッ

ラジオが消される。

pic_0010
Spire(Sp)「・・・」

外から聞こえる生活音。何の変哲のない「日常」・・・。
そんな日常が崩れ去る音とはどんななのだろうか。

pic_0011

ブロロロロロ・・・

ラジオを聞いたSpireはエンジンをスタートさせる。

Sp「こうなるとは思っていたが・・・また対峙することになりそうだな」
Sp「・・・そして”日常”が壊されるかもしれない」