cut1



サンフィエロ ドハティ サプリ製造工場
gallery7
Tylor(Ty)「パーティーの招待状どこやったっけな」
Sasha(Sa)「これですか?」

ルチャが魔理沙から貰った武器で余分になったものをやっとこすべて売り払った翌日、一通の”招待状”がルチャのボスの元に届けられた。
差出人はわからないが、なんでもサンアンドレアスに居る大物を集めてラスベンチュラスで盛大なパーティーを行うらしい。
ボスからすれば大して興味もないのだがどうもサーシャは違うらしい。随分と乗り気でボスの意見をそっちのけで行くのを提案してきた。

gallery8
Sa「ほら、早くしないと遅れちゃいますよ!」
Ty「随分乗り気だな、サーシャ」

ボスは普段控えめなサーシャがここまで乗り気なのに呆れているというよりも驚きつつ
護衛も付けることなくジェイクにルチャドールズのことを任せてサーシャと2人でこのパーティーへと向かうために1台の車を用意し、荷物を積み込む。
ドライバーはもちろんボスだ。

gallery9
Ty「出発だ。シートベルトは締めたな?」
Sa「もちろんですよ、ボスの運転はいつだって荒いですから」
Ty「一言余計なのわかってんだろうな?」

ボスは何の前触れもなくアクセルを踏み込み急発進させる。
元々このマンモス・パトリオットは速度も出る車両だがどちらかと言えば破壊向きでさらに言うなればブレーキングはお世辞にも良いとは言えない。

Sa「ホントに荒い運転ですね」
Ty「チッ、邪魔クセェなこの車」

20150408-1 (1)

流石は元軍用車。というよいも凄いのはボスの短気さだろうか。前方を走る車を無理やり押しのけながらこのパトリオットで我が道を進む。
幸いにも付近には警察は居ないため手配されることもない。現在の時刻は午後12時半。
この調子で行くとパーティー会場のあるラスベンチュラスへは遅れて到着することになると思われるのだが
このアクセルベタ踏みのロードキラーとも言わんばかりな運転を見るに到着時刻は大幅に早くなることだろう。



ロスサントス テンプル
gallery10
?「そう、予定通りに集まってきているのね。しっかり手順通りに進めてちょうだい」

一台の黒い高級クーペの傍で電話する1人の女性。美貌と身なりを整えたその姿に街を歩く人は振り向きざまに彼女の顔を二度見する。
彼女はレイラ・モートン――IAAの長官を務める彼女はそのルックスと兼ね備えた様々な能力でいろんな人を突き動かしのし上がってきた…。

Layla(La)「何?…そう、”ヤツ”の方で動きがあったのね…わかったわ、ありがとう」

彼女は部下からの報告を受け取れば携帯を仕舞い車にロックを掛けてオリエンタルシアターへと入っていく。

gallery11
La「ここに居ればアリバイも完璧…後のことは任せることにしましょう」



ラスベンチュラス V-ROCKホテル
20150408-1 (2)
係員「招待状はお持ちで?」
Ty「ああ、これだろ?」

時刻は午後7時半。少しばかしの遅れではあるが問題と言う問題はないだろう。
ボスは係員に招待状を渡しつつサーシャの不審な挙動に違和感を覚えつつ係員に通されてパーティー会場へと入っていく。

Ty「サーシャの奴何考えてんだか…」



ラスベンチュラス 詳細不明
gallery12
Sa「お久しぶりですね、キンジーさん」
Kinzie(Ki)「久しぶりね、サーシャ。元気してた?」
Sa「もちろんですよ」

ボスに頼んでストリップ大通りで下してもらった後はタクシーを捕まえ、ここに来たサーシャ。
パーティーに参加するというのは建前のようなものであり、本来の目的は同じハッカー仲間であるキンジーと会うため。
約数か月ぶりの再開に2人は居心地の良さのようなものを感じている。やはり一度は同じ釜の飯を喰ったような仲。ハッカーは同じハッカーの方が話が通じやすいのだ。

gallery13
Sa「ZPD…警察の仕事を請け負ってるそうですね?」
Ki「ええ、そうよ。報道官なんて言う面倒な役もやってるけれど上司が放任主義だから好き勝手やっているわ」
Sa「私のボスも基本的には私の事には干渉して来ませんから…」
Ki「お互い良い職場を持ったわけだけど他のみんなは元気にしてるのかしら?」

2人はお互いの近況を報告しつつ昔話に花を咲かせる。その一方でボスの身に危険が訪れようとしていることを知らずに…。