cut2

サンフィエロ パラディソ アパート
gallery8
Mac(Ma)「ショーンディか?」

ここはマックが隠れ家として使っているアパート。立地としてはまずまずで住宅街にあることもあり比較的閑静な場所である。
今日はカリン・クルマ3台の強奪のプランを練る為にフランクリンを呼んだわけだが、どうやらショーンディの電話によると魔理沙とファビアーノの2人が警察署の保管庫にある1台を盗み出してきたらしい。

Ma「わざわざ知らせてくれたのか。ありがとう、ショーンディ。お前もこっちに来るか?」
Shaundi(Sh)「そうね、アタシもそっちに行こうかしら。フランクリンも来るの?」
Ma「来るというか、もう来てるんだ」
Sh「そう、ならそっちに行くわ」

ショーンディはマックに一言伝えれば電話を切る。こっちに来るという事で決まりだ。
ショーンディが来るまでの間、残りのターゲットである「トライアドのクルマ」とライバルチームが所有する「クルマ」。どちらから先に盗み出すかを決めておく必要があるだろう。

gallery9
Franklin(Fr)「今日の夜にまたレースが行われるらしい。ここは車を賭けてレースするのがいいんじゃないか?」
Ma「となるとレースに掛けてもいい車が居るな…」
Fr「おいおい冗談キツイぜ。お前が負けるわけないだろ?」
Ma「お前こそ正気か?」

最終的に「ライバルチームの所有するクルマ」を先に入手することにしたのだが、いかんせん少しばかしのリスクを踏むことになる。
というのも車を賭けてレースをするからであるのだが…とは言ってもフランクリンもマックもかなりの腕前であることを考えるにそんなリスクはあってないようなものなのだが。
わざわざ賭けても良いような車を用意するよりもやはり的確に勝てる見込みの高い2人。その事を考えると元々持っている車両でいいだろう。


――数時間後

サンフィエロ イースターベイシン
gta_sa 2015-04-14 23-52-14-359

定期的に開催されるそれなりの規模のストリートレース…このイースターベイシンで行われてるストリートレースはファビアーノが時折訪れているものでもある。
思えば魔理沙を見つけたのもこのストリートレース。このような場所にはまだ駆け出しのレーサーも多いが、魔理沙に敗れてここを立ち去った”新人狩りのベクター”の異名を持つ彼のようなそれなりの腕前のドライバーももちろん集まっている。

gta_sa 2015-04-14 23-53-55-628
Fr「あれじゃないか?」

フランクリンの指差す方向にあるのはチューニング済みの1台のクルマ。今回のメインターゲットだ。
外装チューンだけでもそれなりになされており、社外製のカーボンウィングが取り付けられている他、ロールケージも装着しているようだ。

Ma「ならアイツに勝負を申し込まないとな」

マックは乗りつけてきた愛車のコケットを降りるとクルマを所有する男の元へと近づき声を掛ける。
フランクリンは遠目でマックを傍観しながら集まっているレーサーたちが乗り付けてきた車を物色しているようだ。

gta_sa 2015-04-14 23-53-37-498
Ma「よう、いい車だな。俺と勝負しないか?」
男「いきなり近づいてきたと思ったら勝負を持ちかけるとはいい度胸じゃねーか。いいだろう、俺と勝負だ」
Ma「掛けるもんはそうだな…車でどうだ?」
男「いいね、いいねぇ…受けてたとう」

賭けるものはもちろん「車」。相手はそれなりのレーサーのようだが、マックからしてみれば大したことないのは明白だ。
無論マックはここのストリートレースには以前参加したことがあるのだが、ことごとく勝ち続けてきたため当の本人は飽きてしまい、自分からこの場所に来ることは少なくなっていたわけだ。
gta_sa 2015-04-14 23-55-14-769

それぞれがスタート位置に着けばスターターが前へと躍り出てくる。
マックの乗る現行型インヴェテーロ・コケット、この車はエンジンチューンの他ウィングを取り付け、社外製のホイールを履かせた完全なる改造車。馬力も元よりさらに高くなっている。
対する相手の乗るカリン・クルマは元々が早めのクルマでありながらターボを積み、さらに車体の一部を軽量化している。

「準備はいいかしら?」

スターターの掛け声にそれぞれが頷けばスターターは”READY... GO!”の掛け声と共に腕を振り下げる。
2台の車の激しいエンジン音とホイールスモークと共に2台は同時にスタートを切る。

コースは魔理沙の時と同じ直線コース。非常に短いコース故にどこでNOSを使うかがカギになってくる。
2台はほぼ並んだ状態で急加速をしながら埠頭エリアへと向かっていく。

gta_sa 2015-04-14 23-56-18-444
男「貰ったも同然だな」

男はまだスタートしたばかりだというのに早速NOSを使いマックを引き離す作戦へ出た。
一方でマックはギアチェンジをし、さらにアクセルを踏み込み相手に引き離されないようにしつつ、相手のNOSが切れる頃合いを見計らってNOSを発動する。

gta_sa 2015-04-14 23-57-29-675
Ma(まだまだ詰めが甘いな…)

相手の車の速度が落ちて行く中でマックのコケットはぐんぐんスピードを上げてゴールラインを1位で通過…無事勝利したわけである。

gta_sa 2015-04-14 23-58-50-047
Ma「約束通り車を貰う」
男「クソ!もってけ泥棒!!」

男は悔しそうに悪態を突きながらその場を立ち去っていく。無常ではあるがこれがルール。守れない者は立ち去るしかないのだ。
ゴール付近で待ち構えていたフランクリンはその一部始終を見守り、マックに近づけば一言「やったな」と言い残せばマックは嬉しそうにフランクリンに笑みをこぼす。

Ma「フランクリン、クルマの運転はお前に任せたぞ」
Fr「ああ、安心しろ。俺の運転は知ってるだろ?」

マックはフランクリンにクルマの運転を任せれば自分の愛車であるコケットに乗り込み、フランクリンと共に会場を後にする。
さて、残るクルマはトライアドの所有する1台のみ…相手はチャイニーズマフィア。そうなれば一筋縄ではいかないだろう。



サンフィエロ ドハティ サプリ製造工場
gta_sa 2015-04-15 00-04-20-230
Sasha(Sa)「あ、ボスですか…? そのですね、ジェイクさんとシェリーさんがサンフィエロ国際空港の防犯カメラに映ってまして…どうやら2人イドニアへと向かったみたいです」

電話を掛けるサーシャ。電話の相手はボスなのはすぐにわかるのだが報告している内容は残念な内容ともいえるような事。
ルチャのメンバーであったジェイクと警察に所属している傍らルチャに加担していたシェリー…2人は付き合っていたわけだがジェイクがルチャを抜けたと同時にイドニアへと移住する道を決めたらしい。
イドニアは彼の生まれ育った場所でもある。話せば長くなるので割愛はするが彼は元いた場所へと帰ったという事だろう。

Sa「…これで本当によかったんですか? ……そうですか、わかりました。それでは失礼します」

ボスが一体サーシャに何を返したのかは聞き取れなかったが1つ言えるのは「これでボスとジェイクの縁は切れた」ということだろう。
またいずれ縁があれば会える…サーシャもボスも、そしてジェイクですらもそう考えているはずだ。