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ボーンカウンティ ラスブルーハス
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ボーンカウンティ……砂漠地帯にあるこのラスブルーハスはゴーストタウンとして、地図上にこそ存在するが人が住んでいない町として知られている。
そんなラスブルーハスに訪れたのはマサコチームを引き連れたアルターCEO、風見幽香。
アメリカを代表する会社の1つ、アルターのCEOが何故ここに訪れているかと言えば彼女が他の組織と共に手を取り合って出来たシンジケートのメンバー、スカーレットグループ会長レミリア・スカーレットの大切な側近の1人、小悪魔が消息不明になったからなのだが。

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幽香「目撃情報ではロスサントスの西方向に向かったという事らしいけど……一応ここも見てみる価値には値するわね」

幽香はマサコチームと共に乗りつけてきたマンモス・パトリオットを降りると部下に廃屋1軒1軒、中をくまなく探すように指示する。
指示を受けた部下たちはM4カービンライフルを構えながら1軒1軒丁寧に廃屋の中を除いては小悪魔の手がかりになるようなものはないか探す。

幽香ももちろん、引き受けた以上は部下にだけではなく自分の目でしっかりと小悪魔に関する物が何かないかと確認をする。

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部下「幽香様、少し良いでしょうか」
幽香「何か見つけたのかしら?」
部下「いえ、どうやらNOOSEが我々を包囲しているようで……先ほど偵察部隊から通達がありました」

部下が幽香の耳元でそっと伝えたのはNOOSEがこのゴーストタウン、ラスブルーハスを包囲し、我々アルターを狙っているということ。
おそらくこれはIAAが仕向けた、ということだろう。おそらくは盗聴をしていたかどこかで後を付けてきたと考えるのが妥当だ。

幽香「……全員ここに集めてちょうだい。偵察部隊には攻撃ヘリを使うように指示してちょうだい」

幽香は冷静に判断を下せばヘリを用意するように指示。要請には早くとも20分ほどはかかってしまうだろう。その時間を生き延びればこちらの物。その後はNOOSEには退場してもらうだけだ。
部下はこの場にいるすべてのマサコチームを招集すればNOOSEに包囲されている旨を伝えてすぐに応戦できる準備を取るように指示。

マサコチームは完全に訓練され切ったエリート中のエリート。相手もエリートと言えばエリートだがその腕の差は歴然だ。とはいえ油断は禁物。
その油断が命を落としてしまうことにつながりかねないのだ。

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幽香「………」

幽香はここぞ、とばかりに普段持ち歩いているデザートイーグルを取り出す。
特別な代物で、銃には派手なデザインが刻印されており、ある意味芸術品ともいえる代物だ。

部下「幽香様はどうか、比較的安全な場所に…」
幽香「いいえ、私も戦うわ。こうも邪魔されて黙って見過ごすわけにはいかないの」

部下は幽香を守るため、比較的弾がよけれそうな場所に隠れるように頼もうと思ったのだが、
幽香の気持ちはその逆で毎度毎度このように邪魔されては溜まった物じゃないと溜まっている鬱憤を晴らすことも兼ねて居るともいえるだろう。

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NOOSEは防弾車両であるEnforcer、そして標準的な車両の一つ、Grangerで続々とラスブルーハスを取り囲むように配置に着き、そして銃をマサコチーム、そして幽香に向ける。

NOOSE「悪く思うな、これも国の為だ」
幽香「国の為? 笑わせてくれるわね」

幽香は早々に一発、鉛玉をNOOSEの頭に撃ち込めばそれを合図と言わんばかりにマサコチームの面々も銃を次々にNOOSEに撃ち込んでいく。

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NOOSE「撃て!撃てえええ!!!」

NOOSEは先手を取られ、一気に劣性になる。それをひっくり返すために次々とマサコチーム、そして幽香へ向けて鉛玉を撃ち込んでいく。

ダダダダダッ――!!!

不規則に発射される鉛玉は地面や廃屋、様々なところに被弾して行く。
数では確かにNOOSEの方が圧倒的に有利なのだが、腕の差では明らかにマサコチームの方が上。マサコチームの面々は誰一人として被弾することなく的確にNOOSEを射抜いて行く。

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バン!……バンッ!

規則的に一発一発確実に発射されてはNOOSEの脳天をぶち抜いて行く幽香。
本能というか、過去にしてきたことが脳裏に蘇るというか、彼女の顔にはどこか清々しささえ感じられる。


マサコチーム隊長はいつもとは違う幽香の様子に少し驚きつつ、的確にNOOSEをカービンライフルM4で射抜く。
そろそろ敵の切れ目が見えて来たか、というところでついに待ちわびていたマサコの増援部隊が到着する。

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バラララララ

上空に飛来する一機のガンシップ”SAVAGE”。このロシアで生まれた攻撃ヘリは攻撃に特化した武装が特徴的だ。
12.7mm弾を地上に居るNOOSEにばら撒きながら、備えつけられたミサイルでEnforcerやGrangerを爆破して行く。

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ドーン!!!

爆散していくEnforcerやGranger。その爆風でさらに吹き飛ばされていくNOOSEたち。
まさにこのゴーストタウンであったラスブルーハスは、今現在を持ってもはや戦場ともいえる場所に早変わりした。
と言ってもマサコチームによる一方的なNOOSEの駆除にもはや近いのだが。

NOOSE「撤退!撤退しろ!!!」

いつの間にかNOOSEの攻撃は止んでおり、後に残ったのはNOOSEの死体と彼らが残して行った武器。
数多くの死傷者を出したNOOSEは自分から攻撃を仕掛けておきながら自分たちから逃げ出すという醜体を晒したわけだ。
結果としてアルターは誰1人として欠けることなく生存することに成功した。

幽香「久しぶりにスイッチが入っちゃったわ」

うふふ、と嬉しそうに不気味に笑う幽香にマサコチームの面々は少々引きながらも彼女にけがはないかと尋ねる。
もちろんかすり傷1つすら怪我をしていない幽香は満面の笑みで「大丈夫よ」と答える。

なるほど、彼女が極度のサドだと会社内で噂される理由が少しわかったかもしれない、とマサコチームのリーダーは察するのだった。



サンフィエロ ドハティ ガレージ
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Lester(Le)「必要な物は全部揃ったみたいだな」

ついに始動する”バンク・オブ・リバティ パロミノクリーク支店強盗”
必要な物……BZグレネードにカーキャリア、逃走用車両すべてが揃った。ここまでくれば後は強盗を実践するのみ……と言いたいのだが、もう1つやるべきことがある。

Le「さて、あとは実践と言いたいところだがお前たちにはまだやるべきことがまだ1つ残っている。メンバーの選出だ」

この強盗に参加するメンバーの選択と役割を決める必要がある。それぞれが異なった能力や特性、技術を持っているわけだからそれを最大限生かせる役割にさせる必要があるだろう。

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Mac(Ma)「まず銀行に入るのは俺とフランクリン、それから魔理沙とファビアーノ。この4人で行くとして……」
Le「後決める必要があるのはトレーラーの運転手と銀行内部の状況把握の為にハッカーも必要になる。俺は強盗を指南はするがハッカーとして参加はしないぞ」

第一前提として銀行に押し入る4人のメンバーが必要になる。
もちろんこの主要となる4人には銃も使えてなおかつ車の運転にも長けるフランクリン、フランクリン以上に車の運転に長けるマック、そしてその2つを十分にこなすことのできるファビアーノと魔理沙が適任と判断する。

Ma「トレーラーの運転はエディ以外には居ないな。…となるとハッカーだが………」

トレーラーの運転はもちろんエディ。彼ほど大型車両の運転に慣れているメンバーもいない。
残るはハッカーなのだが、生憎チームには常にバックアップできるハッカーが居ない。ショーンディは確かに知識はあるのだが、そこまで長けているわけではない。
そしてキンジーはと言えば彼女は確かにチームのハッカーとして活躍することもあるのだが、基本的にはSAPD……つまりは敵の人間。迂闊に頼むことはできないだろう。

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Ma「参ったな……うちのチームにはハッカーが居ない。誰か頼めそうな人が居ればいいんだが……」
魔理沙「要するに、裏方仕事が得意な奴ならいいんだな? なら一人、頼めそうな奴がいるぜ」

残るハッカーを誰にやらせるか、決め損ねているとそれを見かねた魔理沙がマックに声を掛ける。
魔理沙の言うその”頼めそうな奴”というのがいったい誰なのか見当もつかないがチームメイトである魔理沙が信頼を置いているということはそれなりの技量はあるはずだ。
Ma「魔理沙、そいつに協力してもらえるように頼めないか?」
魔理沙「いいけど、協力してくれるかどうかは分からないぞ。それでもいいのか?」
Ma「その時はその時で考えるから気にするな」

兎にも角にも、これである程度は決まり。後はこの強盗のフィナーレに向けて備えるだけだ。