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サンフィエロ ドハティ サプリ製造工場
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ルチャドールズの拠点であるこのサプリ製造工場。
いつもと変わらない日々をだらだらと暇だなと感じつつ、サンフィエロで小悪魔の探索をするボスはしらみつぶしにサンフィエロ中を探し回ったのだが、
小悪魔に関する手がかりは何一つとして見つからないでいた。

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Tylor(Ty)「何か見つかったか?」
Sasha(Sa)「駄目ですね……なにも見つかりません。市内の監視カメラにもヒットしませんしサンフィエロに居る可能性は低いかもしれません」

ミーティングルームで一息つきながら証拠集めに奔走するサーシャを他所に武器のメンテナンスをするボス。
あのパーティーの一件以降、ルチャドールズは大きな転換点を求められることとなった。
それはすなわちボスの相棒として活躍してきたジェイクの離脱であったり、前ほどの派手な行動が”監視””奇襲”というリスクが付いて回るようになったために制限せざるを得なくなったという事。

さすがにボスの性格的にこのように引き籠ったり、地味な隠密行動ばかりを取るのは飽きて来る上にストレスも溜まってくる。

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Ty「銃をぶっ放したいね。こんなつまらないことばかりじゃ生きてるのが飽きてくる」
Sa「仕方ありませんよ、今ルチャドールズはIAAに狙われてるわけですから……」

銃を机に起きながらつくづく自分はやはり銃を撃っていないととてもじゃないがやっていけるようなタチじゃないのだと実感する。
サーシャは相も変わらず、パソコンと睨めっこをし続けて、小悪魔発見の為に市内中のカメラと言うカメラをハッキングしては手掛かりになりそうなものを探し続けている。

悠長なことをしている彼ら。そんな彼らに思いもよらぬ事態が起こる事など誰が予測できたのだろう。
事の発端は1つの部下からの電話からだった。

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部下「ボス!!大変です!!拠点の方にメリーウェザーが!!!」

けたたましい銃声と共に声を張り上げてボスに危険を知らせる部下からの連絡。
久しぶりの銃撃戦……と喜んでいいものかとも思ってしまうがそんな悠長なことを考えている場合ではない。このままではメリーウェザーに拠点を攻め込まれて落とされてしまうのは時間の問題。すぐに応戦に出る必要があるだろう。

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Ty「サーシャ、お前はここで敵がどこから何で来るかを指示してくれ!アタシは他のメンバーと一緒に奴らをぶちのめす!」

サーシャに捨て去るようにボスは言い放てば手入れしたばかりのK-8 Krukovを片手に部屋を飛び出して行く。
こう見えてもこれはボスなりの配慮、心配であることをサーシャは理解している。そんなボスにサーシャは少し苦笑を浮かべるも言われた通り部屋に待機をし、モニターを繋いでリアルタイムの映像を仕入れる。

Sa「ボス、メリーウェザーは既に正面を強行突破して中に続々入って来てます。急いでください、今いるメンバーだけで持ちこたえるのは難しいです」

サーシャはカメラ越しにどんどん侵入してくるメリーウェザーを捉えれば早急に対処するようボスに伝える。
付近にいるメンバーに早急にこちらに向かってくるようには指示は出してあるが、それまではここに居るメンバーだけで持ちこたえるしか方法はない。
もしこの場にジェイクが居れば――と思わずにはいられない。

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既に拠点であるサプリ製造工場には続々とメリーウェザーが到着しており、包囲網を囲む。幸いともいえるのは高い壁に囲まれているがため、スナイパーがこちらを狙う事がほぼ無理に等しいという事。
此方にダメージを与えるには正面から正々堂々と戦うしかないという事だ。付近の部下たちは侵入してくるメリーウェザー兵を相手に続々と応戦していく。

Ty「アタシに手を出すとはいい度胸してるじゃないか」

売られた喧嘩は買う。それがボスのモットー。ボスは新たに身長した銃であるK-8 Kurkovをメリーウェザー兵に乱射しながら部下と共に応戦体勢へ入る。
もちろん相手は国もその大きさを認める私設軍隊メリーウェザー。十分な訓練は受けているだけあり、兵器の扱いには手慣れている。

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メリーウェザー「ターゲットが出てきたぞ!!ありったけ撃ち込め!!!!」

メリーウェザーがわざわざルチャドールズの拠点に来た理由。それは至って簡単な物だった。

――ルチャドールズのボスであるタイラーの暗殺。
一体どこの誰がそれをメリーウェザーに指示を出したのか。答えはもう決まっているようなものだ。

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Ty「またあの政府のクソ野郎の差し金か」

ボスはアサルトライフルの弾を的確にメリーウェザー兵の頭に撃ち込みながら吐き捨てるように呟く。
もはや”見えない実態”として見てきたIAA長官だが、ここまで来ると短気なボスが彼女にキレないわけがない。

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Ty「撃っても撃ってもきりがないな……」

カバー状態でリロード中のボス。その間にもメンバーがどんどん鉛玉をメリーウェザーにプレゼントしているわけだが、続々と行く度にわたってメリーウェザー兵は集まってくる。
このまま撃ち続けるのもありだが、そんな無駄な消耗戦を続けるくらいならここでなにかドカーンと、一発形成逆転ともいえるような事をする方が賢明だろう。

Ty「サーシャ、このまま続けても無意味だ、何かいい策はないか?」
Sa「実はですね……航空支援してもらえるようにダリルさんに手配済みですよ……!」

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サーシャの声のトーンが2トーンくらい上がったのと同時に上空に現れたのは1機のVTOL戦闘機。
そう、以前サンフィエロの基地から盗んできたVTOLだ。

Daryl(Da)「待たせたな!!」
Ty「もっと早く来いよ、ダリル!」

ダリルは備え付けのマイクでボスに呼びかける。ヒーローは遅く登場するものだ、とは言ったものだが少しばかし遅いとやはり文句の1つや2つは言いたくなる。
F-69 VTOLは照準をメリーウェザーに合わせればミサイルとキャノンをほぼ同時にメリーウェザーに撃ち込む。

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ドーン!!!

爆発して吹き飛ぶメリーウェザーの乗るカニス・メサ。そしてメリーウェザー兵たち。
もちろんここに居るメリーウェザー兵はまだ序の口にすぎないのだが、予想外の戦闘機の登場にド肝を抜いたまだ殺られていないメリーウェザー兵達はみな続々と撤退していく。

Sa「メリーウェザーたちが撤退して行きます……!防衛成功です!!」

サーシャはカメラ越しに撤退して行くメリーウェザーを見据えれば感嘆の声をあげる。
少なくともこれで一難去った。ボスが殺されるとは全く持って考えていなかったわけだが拠点の防衛、そしてボスを守るという意味では成功と言える。

Ty「この仮は絶対返す。覚えて居ろよ、IAAのクソ野郎共……」

拠点の防衛には成功したとはいえ、ボスはやはりこの奇襲に怒りを募らせる。無理もない話だ。そして心に誓うのは「絶対この仮を返す」ということ。
反撃の烽火を上げるルチャドールズ……いや、シンジケートと言う方が正しいかもしれない。今度はこちらからIAAを叩く番だ。