サンフィエロ ダウンタウン サンフィエロ警察署 ヘリポート
サンフィエロの警察署に備えられているヘリポート。
普段ならこの場所には警察ヘリが置かれているはずなのだが、今日に限っては民間用のヘリコプター、バッキンガム・マベリックが置かれている。
そしていつもならほとんどいない、警察官の警備もついている。
このヘリコプターはただの一般的なヘリコプターではなく、サーチライトに信号探知機が兼ねて装着されている
。
この信号探知機はアンテナ等に当てることでそのアンテナが受信している電波の発信元などを特定できる。もちろん他のアンテナのハッキングも必要になるが……。
Lester(Le)「そろそろ着いたか?」
Mac(Ma)「ああ、到着した。警備もいるみたいだ」
Le「そう一筋縄には行かないさ。とりあえずさっさとヘリコプターを持ってきてくれ。場所はGPSに送ってある」
フランクリンの車から警察署のヘリポートを見つめるマックとフランクリン。ターゲットを取り囲むのはSAPDの連中だ。
人数にして5人ほど。このまま正面から突っ込んでいくのも手だがあえて隠密行動を取るのも手か。
Franklin(Fr)「このまま強行突破するか?」
Ma「そうだな……」
目に見える範囲にいる護衛の武装はピストル程度の大した兵装ではないのでこのままさっさと正面切って奪ってしまうのが一番だろう。
となればこのまま武器を片手に強行突破だ。2人は武器を片手に車を降りるとそのまま警察署ヘリポートへと突入して行く。
警官「アイツ、銃を持ってるぞ!!」
2人に気付いた警官が声をあげて銃を構える頃には警官は射抜かれて鮮血に染められていく。
ただのチンピラだと油断していた警察官たち。すぐさまピストルで応戦するがマックたちが使用するのはMP5だ。武器の差は大きく出ているだろう。
数分後には5人ほどいた警察官たちは絶命する。警察署なのでこのまますぐに警察官が駆けつけてくるのは時間の問題。となればすぐさまヘリコプターに乗って移動するのが得策だ。
Ma「フランクリン、ヘリの操縦できるか?」
Fr「出来なくはないが、上手くはないな」
冷静に考えてみればマックはヘリコプターの操縦をしたことが無い。車とバイクに関してならかなりの腕前を持っているわけだが、航空機に関しては専門外。
こういう時にエディと言ったメンバーを連れてくればよかったのだが、不覚であった。フランクリンは一応前の仕事で何度かヘリを飛ばしたことがあるらしいのでおそらく大丈夫だろうが少しばかし心配だ。
Le「どっちが飛ばしてきてもいいが破壊だけはやめてくれよ? とりあえずサンフィエロの空港の格納庫の1つを借りてある、そこに止めておけ」
レスターから突如インカムに入る音声。ヘリが破壊されてしまったら傍受装置の入手ができなくなる、つまり作戦が遂行できなくなるという大問題がある。
何としてでもヘリを破壊せずに空港まで配達する必要がある。
フランクリンの操縦でヘリコプターはサンフィエロ警察署を飛び立つ。付近の警察官がこちらに向かって発砲してくるが威力の低いピストル。大した影響はないはずだ。
高度を上げてこれでひとまず安心、と思ったところでこのヘリに備え付けられた警察無線から入る連絡。
こちらが無線を聞いていることには気づいてはいないのだろうが、まずいこととなる。
無線「スポットライトが盗まれた!!武装警官を載せた警察ヘリを南方向に向かわせてくれ!!」
南方向、つまり今マックたちが乗っているヘリコプターが進行している方向だ。
Ma「不味いな、武装警官がこっちに向かってるらしい。急がないと」
と、マックがフランクリンに伝える頃には警察ヘリはマックたちが乗るヘリコプターの後方に目で確認できる距離まで迫ってきている。
Ma「おい、もっとスピード出せないのか?」
Fr「無理言うな、これでも出してる方だぞ!」
このままヘリで逃げ切るのは絶望的。見えてくるのは目的地のサンフィエロ国際空港の格納庫。ここは一度着陸してヘリコプターを撃墜するのが最善の選択だろうか。
ヘリコプターの高度を落とし、格納庫に収めればフランクリンはRPGを片手にヘリから降りる。もちろん狙うのは警察ヘリ。
Fr「マック、やっちまえ!」
Ma「言われなくたって殺るに決まってるだろ!!」
ヘリ「武器を捨てて降伏しろ!!」
ヘリからの呼びかけを無視し、ヘリコプターの操縦手がマックが手に持っているRPGに気が付いたころにはRPGは発射され、真っ直ぐヘリコプターへと当たっていく。
ドーン!!!!!
直撃したヘリコプターはそのまま爆発を連続的におこしながら地面に落下。そのまま爆発と大炎上を起こす。何はともあれこれでひとまず追手は来なくなった。
Le「やったな? そこにある車でズラかってくれ。後はこっちで処理しておく」
Ma「レスター、聞いていたならなんとかできたんじゃないのか?」
Le「市警のコンピューターはなかなかハッキングするのが難しくてな、お前たちが逃げてる間には妨害が出来なかった。終わった頃にはお前らが終わらせてた」
Fr「しっかりしてくれよな」
インカムでレスターから指示を受けつつ予め用意されていた逃走用というか移動用と言うか……凡庸性の高い車に乗り込めばそのまま空港格納庫を後にする。
次に準備するのは傍受装置。この装置が無ければ何も始まらないのだ。次なる強盗の為に彼らは一度、拠点のあるガレージへと戻っていく。
サンフィエロの警察署に備えられているヘリポート。
普段ならこの場所には警察ヘリが置かれているはずなのだが、今日に限っては民間用のヘリコプター、バッキンガム・マベリックが置かれている。
そしていつもならほとんどいない、警察官の警備もついている。
このヘリコプターはただの一般的なヘリコプターではなく、サーチライトに信号探知機が兼ねて装着されている
。
この信号探知機はアンテナ等に当てることでそのアンテナが受信している電波の発信元などを特定できる。もちろん他のアンテナのハッキングも必要になるが……。
Lester(Le)「そろそろ着いたか?」
Mac(Ma)「ああ、到着した。警備もいるみたいだ」
Le「そう一筋縄には行かないさ。とりあえずさっさとヘリコプターを持ってきてくれ。場所はGPSに送ってある」
フランクリンの車から警察署のヘリポートを見つめるマックとフランクリン。ターゲットを取り囲むのはSAPDの連中だ。
人数にして5人ほど。このまま正面から突っ込んでいくのも手だがあえて隠密行動を取るのも手か。
Franklin(Fr)「このまま強行突破するか?」
Ma「そうだな……」
目に見える範囲にいる護衛の武装はピストル程度の大した兵装ではないのでこのままさっさと正面切って奪ってしまうのが一番だろう。
となればこのまま武器を片手に強行突破だ。2人は武器を片手に車を降りるとそのまま警察署ヘリポートへと突入して行く。
警官「アイツ、銃を持ってるぞ!!」
2人に気付いた警官が声をあげて銃を構える頃には警官は射抜かれて鮮血に染められていく。
ただのチンピラだと油断していた警察官たち。すぐさまピストルで応戦するがマックたちが使用するのはMP5だ。武器の差は大きく出ているだろう。
数分後には5人ほどいた警察官たちは絶命する。警察署なのでこのまますぐに警察官が駆けつけてくるのは時間の問題。となればすぐさまヘリコプターに乗って移動するのが得策だ。
Ma「フランクリン、ヘリの操縦できるか?」
Fr「出来なくはないが、上手くはないな」
冷静に考えてみればマックはヘリコプターの操縦をしたことが無い。車とバイクに関してならかなりの腕前を持っているわけだが、航空機に関しては専門外。
こういう時にエディと言ったメンバーを連れてくればよかったのだが、不覚であった。フランクリンは一応前の仕事で何度かヘリを飛ばしたことがあるらしいのでおそらく大丈夫だろうが少しばかし心配だ。
Le「どっちが飛ばしてきてもいいが破壊だけはやめてくれよ? とりあえずサンフィエロの空港の格納庫の1つを借りてある、そこに止めておけ」
レスターから突如インカムに入る音声。ヘリが破壊されてしまったら傍受装置の入手ができなくなる、つまり作戦が遂行できなくなるという大問題がある。
何としてでもヘリを破壊せずに空港まで配達する必要がある。
フランクリンの操縦でヘリコプターはサンフィエロ警察署を飛び立つ。付近の警察官がこちらに向かって発砲してくるが威力の低いピストル。大した影響はないはずだ。
高度を上げてこれでひとまず安心、と思ったところでこのヘリに備え付けられた警察無線から入る連絡。
こちらが無線を聞いていることには気づいてはいないのだろうが、まずいこととなる。
無線「スポットライトが盗まれた!!武装警官を載せた警察ヘリを南方向に向かわせてくれ!!」
南方向、つまり今マックたちが乗っているヘリコプターが進行している方向だ。
Ma「不味いな、武装警官がこっちに向かってるらしい。急がないと」
と、マックがフランクリンに伝える頃には警察ヘリはマックたちが乗るヘリコプターの後方に目で確認できる距離まで迫ってきている。
Ma「おい、もっとスピード出せないのか?」
Fr「無理言うな、これでも出してる方だぞ!」
このままヘリで逃げ切るのは絶望的。見えてくるのは目的地のサンフィエロ国際空港の格納庫。ここは一度着陸してヘリコプターを撃墜するのが最善の選択だろうか。
ヘリコプターの高度を落とし、格納庫に収めればフランクリンはRPGを片手にヘリから降りる。もちろん狙うのは警察ヘリ。
Fr「マック、やっちまえ!」
Ma「言われなくたって殺るに決まってるだろ!!」
ヘリ「武器を捨てて降伏しろ!!」
ヘリからの呼びかけを無視し、ヘリコプターの操縦手がマックが手に持っているRPGに気が付いたころにはRPGは発射され、真っ直ぐヘリコプターへと当たっていく。
ドーン!!!!!
直撃したヘリコプターはそのまま爆発を連続的におこしながら地面に落下。そのまま爆発と大炎上を起こす。何はともあれこれでひとまず追手は来なくなった。
Le「やったな? そこにある車でズラかってくれ。後はこっちで処理しておく」
Ma「レスター、聞いていたならなんとかできたんじゃないのか?」
Le「市警のコンピューターはなかなかハッキングするのが難しくてな、お前たちが逃げてる間には妨害が出来なかった。終わった頃にはお前らが終わらせてた」
Fr「しっかりしてくれよな」
インカムでレスターから指示を受けつつ予め用意されていた逃走用というか移動用と言うか……凡庸性の高い車に乗り込めばそのまま空港格納庫を後にする。
次に準備するのは傍受装置。この装置が無ければ何も始まらないのだ。次なる強盗の為に彼らは一度、拠点のあるガレージへと戻っていく。