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シミュレーション31 バーチャルサンアンドレアス
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Kinzie(Ki)「クロード、シミュレーション内でレイラを見かけたって報告があるんだけど」
Claude(Cl)「それは本当か?」
Ki「私も良くわからないんだけど貴方のシミュレーションからいろいろデータがこっちに流れていたからその可能性が拭えないのよ」

シミュレーションを探索しているクロード。現実世界では消えてしまったサンフィエロのビル群。
元々ゼン帝国の所有している技術で建てられていたビルなので突然のロストにはあまり驚かないのだが、どうして突如としてこうなったのかは発表されていない。
どちらにしてもないならないでスッキリしているので問題はないのだが……。

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Cl「俺の方でも少し”ヤツ”を探してみる」
Ki「小町に合流するように伝えておくわ」

形としてはレイラ・モートンと決着をつけた。とは言えまだ奴が虚構の存在とは言え生き延びているのなら始末する必要がある。
出来る事なら現実世界でも”ヤツ”とケリを付けたいところだが、生憎”ヤツ”は高い塀の中。簡単にはケリをつけることはできない。
ともなれば最低限シミュレーションの中だけでもケリを付けたい。ある意味現実ではできないことをここではできるのでシミュレーションのメリットは多いかもしれない。

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クロードは適当にその辺で奪った車に乗り込んでシミュレーション内で”ヤツ”の痕跡、存在、手がかり。どれかを見つける為に探し始める。
主にダウンタウンやその周辺を走っているが、今のところ彼女の存在と思わしきものは確認できない。もちろん手がかりや痕跡になるものもだ。
八方ふさがりかと思われていた矢先、キンジーから連絡が入る。

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Ki「クロード、レイラを発見したわ。ガントブリッジで小町と合流してくれる?」
Cl「ガントブリッジだな、了解」

流石はキンジー。もう何度彼女のおかげで助かった事だろうか。はやくもレイラの居場所を特定したようで、すぐに場所を教えてくれた。
もし彼女が居なければ今頃シミュレーションに閉じ込められたままだったかもしれない。そんなことを考えながらクロードはガントブリッジへと車を走らせる。

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小町「やっと着たみたいさね」
Cl「ヤツはどこだ?」
小町「ガントブリッジのたもとにワイヤーフレームのクルマに乗り込んでいるみたいだ」

ガントブリッジに到着したクロードは小町と無事に合流。既に小町はレイラの居場所を見つけてあるようで、彼女の指差す方向にはワイヤーフレームの車が止められている。
現実なら絶対にありえない構造をしたワイヤーフレームの車。ベースはおそらくアルバニーのワシントンだろう。どっちにしても車ごと吹き飛ばすのも手だ。

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小町「このまま奴を吹き飛ばすかい?」
Cl「いや、今度こそしっかりケリをつけたい」
小町「なら奴を引きずり出す必要があるさね」

RPGを取出し、このまま吹き飛ばすかと提案する小町に対し、クロードは今度こそケリをしっかりつけたいと、時間がかかる上に手間もかかる手段を選択。
小町にしてみればただめんどくさいだけではあるが、お人好しな小町。特にめんどくさいとは思わず彼の意思を尊重する方を選ぶ。

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Cl「このタクシーで激突して奴の車を止める。そこを小町、お前が奴を引きずり出してくれ」

クロードが盗んだのは道に止めてあったシェバル・カヤックの新型タクシー。SUVをベースとしているので破壊力で言えば抜群だろう。
これをもってすればおそらくレイラの乗るサイバービークルも停止させることが可能だ。
クロードがカヤックタクシーに乗り込んだのを小町は見届ければ自らも愛車であるコケットパトカーに乗り込み、スタンバイする。

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ガシャーンと言う車が壊れる音と共にクロードは真正面からレイラの乗るワイヤーフレーム・ワシントンに激突する。
白煙を上げて、停止するワシントンとカヤックタクシーを横目に小町は車を近づけてワイヤーフレーム・ワシントンに乗り込んでいるレイラ・モートンを引きずり出す。
続いてその光景を目にしつつ、カヤックタクシーから降りるクロード。片手にはクミア・マグナムを手にしてレイラ・モートンに近づく。

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Ki「聞こえてると思うんだけど、どうやらレイラ・モートンがウィルスの1つになっているみたいなの。言わなくても始末するとは思うけど始末してもらえるかしら?」
小町「人型のウィルスまでもシミュレーションにはあるんだねえ」
Cl「……奴が何だろうと俺が始末する」

キンジーによればレイラ・モートンというこの存在自体がウィルスであるようで、どうやらジニャックが意図してシミュレーションへと流し込んだようだ。
どっちにしてもクロードの意思としてはレイラ・モートンであるというだけで抹殺対象なのでウィルスであろうがなかろうが関係ないのだが。

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Layla(La)「どこまでもしつこい奴ね!あんたみたいな屑が一番アメリカにいらないのよ!」
Cl「それはお前だ。いい加減諦めて消え失せろ」

負け犬の遠吠え、それが相応しいくらいに喚くレイラ。いつも思うがコイツほど人を苛立たすことが得意な人間もなかなかいないだろう。
取り出したクミア・マグナムで脳天に照準を合わせ、クロードはトリガーを引くのだが……。

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次の瞬間、レイラ・モートンは突如として消え失せて、マグナムから発射された.357弾は空しく地面へと穴をあけるだけだった。

Cl「どういうことだ?」
小町「一体何が起こったんだ?」
Ki「シミュレーションのネットワークを使って別の場所に逃げたみたいね……すぐに位置を特定するわ」

どうやらレイラ・モートンは怖気づいたようで、シミュレーションのネットワークを用いて場所を変えたようだ。
相手が逃げようが何をして雇用が必ずや見つけ出して八つ裂きにしてくれよう。

Ki「……見つけたわ。サンフィエロ国際空港に居るみたいね。攻撃ヘリをガレージにダウンロードさせておいたからすぐに呼び出して使ってちょうだい」

どのような手法を使ったのかはわからないが早くもレイラの居所をキンジーはつかんだようだ。
今度こそ逃がさずに確実に仕留める。それがあってか、キンジーはサイバーガレージに攻撃ヘリコプターをダウンロードさせたようでいつでも呼び出せるようにしたようだ。

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さっそくサイバーガレージから呼び出した攻撃ヘリ、ヴァルチャー・サベージに乗り込むクロードと小町。クロードはヘリコプターの操縦スキルも持っていることもあり、難なく操縦をする。
向かう先は決まっている。サンフィエロ国際空港だ。レイラのことだ、何かしらの策を講じていることだろう。

小町「ヘリの操縦も出来たんだね」
Cl「リバティーに居た頃にライセンスを取得した。習ったのは攻撃ヘリじゃないけどな」

リバティーシティーを中心に活動していたのは周知の事実。クロードがヘリコプターの操縦を習ったのはその時の話らしい。
……もちろん攻撃ヘリのライセンスなど中々習得できるものではない。クロードが教わっているのはあくまで”普通のヘリ”だ。

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サンフィエロ国際空港の上空に差し掛かった一行。詳細な位置をまだ聞いていないが、おそらくレイラの事。何かしらの構えをして待ち受けているはずだ。

小町「空港に着いたさね。奴はどこにいるんだい?」
Ki「空港の格納庫に居るはずよ。攻撃ヘリだから大丈夫だとは思うけど気は抜かないでちょうだい」

ターゲットは空港内にある格納庫に陣取っているようだ。出入り口は一つしかない。そこからヘリで急襲を仕掛ければこちらのものだろう。
もちろんこちらも撃墜されるリスクがあるわけだが……。

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Cl「見つけた」

格納庫前でボバリングすれば、格納庫の中でIAAエージェントと共に陣取っているレイラを見つける。
もう耳を貸す必要もないとクロード、そしてガンナー席に居る小町はレイラ率いるIAAの軍勢目がけて奇襲を仕掛ける。

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ドーン!!ダダダダダダ!!!

インターバルを要しないミサイルを使用しているサベージ。ミサイルと機銃の音が連続して格納庫へと降り注がれる。
数十秒と要せずにあっという間に格納庫は火の海に包まれ、レイラ、そしてIAAエージェントたちは火だるまへと変わっていた。

形はどうであれこれでケリを付けたはず。おそらくこれでウィルスも撃墜することができたはずだ。

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Ki「シミュレーションの1つの座標を見つけたわ。レミリアの物ではないみたいだけどこっちのシミュレーションにも流れてきているソースを使っているみたいね」
Cl「どんなソースだ?」
Ki「……田舎町、ブルワース地方を模したのフィールドのようね」
Cl「キンジー、一度そっちに戻る。1つだけ思い当たることがある」

このウィルスの撃墜の際に発生した残留データから発見したのは1つのシミュレーションの座標。
残念ながらレミリアとフランドールが囚われているシミュレーションの座標ではないようだが、断続的にこのシミュレーションにも流れてきているデータなのでおそらく誰かしらに関係のある人物の、シミュレーションなのだろう。
そしてその人物とは他でもない、クロード。彼にはこの”田舎町”というものに心当たりがあるらしい。

彼の心当たりとはいったい誰なのだろうか。



Act.26/Act.28