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シミュレーション31 バーチャルサンアンドレアス
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Kinzie(Ki)「最後のパーツを見つけたわ。ダウンタウンのホテルの前にあるホットスポットにあるみたい」
小町「あのホテルにそんなものあったかねぇ……」
Ki「最近作られたみたいね」

キンジーより受け取った報告は鍵を作る上で必要な最後のパーツ。
場所はダウンタウンにあるホテル。現実世界では普段からよく利用しているホテルだが、こちらの世界では利用したことはない。
無論内装まで再現されているとは限らない事を考えれば入れない可能性も0ではないのだが。

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小町「とりあえずそこに向かうことにするさね」
Ki「クロードを援護に回しておくわ」

小町はサイバーガレージから愛車のコケットMK7を呼びだせば、ダウンタウンのホテルへと向かう。何度も通いなれた場所なので特に迷うことなくすぐに到着する。
既に遠くから目視できる距離に入った時から小町はホテルがシミュレーション内で前に訪れた時とは大きく異なっていることを確認する。

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ホテルの前には以前はなかったホットスポット特有の謎の装置。装置の中心にはサイバータンクが置かれており、そしてその周りを大勢のエイリアンが警護している。
他にもエイリアンご用達のサイバービークルなども確認できる。いずれにしてもなかなか手厚い警護が敷かれているようだ。

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小町「キンジー、手厚い警護が敷かれているみたいだ」
Ki「前回の一件でどうやら警護を強化したみたいね……ジェイソンをそっちに回すわ」

前回の軍事基地から盗み出した鍵のパーツの一件でおそらくエイリアンたちも神経質になっているのだろう。
そうでなければたかだかサイバータンク1つでここまで警護を付けるわけがないのだ。この人数を相手に小町1人で立ち回るのはバツが悪い。
既にクロードを援護兵として回してあるがジェイソンも援護兵としてキンジーが派遣する。

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Jason(Ja)「この警備をすべて潰すのか?」
小町「その通り。これを潰してあの戦車を奪うさね」

ジェイソンも合流し、2人で敵の配置を確認する。武器はいずれもなじみ深いエイリアンライフル。
こちらも武装としてトンプソン・ガンとM4カービン、ミニガンを用意してある。武力で言えばおそらく対等ではないだろうか。

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Ja「作戦は?」
小町「あたいとジェイソンで正面から突破。クロードはスナイパーで援護してくれ」
Claude(Cl)「スナイパーライフルで援護すればいいんだな?」

作戦としては大それた物ではない。小町とジェイソンで正面切って突破。それをクロードが援護するという実にシンプルかついつも通りのオーソドックスなやり方。
規模で言えばこのいつものやり方こそが一番スムーズなのだから当たり前なのだ。

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エイリアン兵士「敵襲だ!総員撃て!撃て!!」

こちらの存在に気付いたゼン帝国ソルジャーたちは小町とジェイソンに向けてエイリアンライフルを乱射しまくる。
流石に前とは違うのかなかなかの精鋭が揃えられているようで、的確にこちらの頭を狙ってきているようだ。幸いにも街の中心部ということもあり遮蔽物はたくさんある。
それに遠方からクロードがスナイパーライフルで援護していることもあり、こちらには一切弾が当たることはない。

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Cl「……」

的確に照準をエイリアン兵士の頭に合わせるとトリガーを引くクロード。
今回使用しているこのスナイパーライフル”GL スナイパー”はスナイパーライフルというよりもマークスマンライフルの方が近い。
連射性が利くスナイパーライフルなので敵の数が多い今回の様な戦場では非常に役立つ。

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Ja「さっさとミニガンで片付けるか?」
小町「その方がよさそうさね……あたいは援護するから頼めるかい?」

さすがにクロードの援護付きで片付けているとはいえ数が数だけに非常に手間になっている。
こういう変に技術のある兵士というのが一番厄介とは言ったものだが、やはり3人だけで彼らを潰しにかかるのはあまり得策ではなかったか。
だが、こちらにはミニガンと言う強力な武器がある。これで一掃を図ることも可能なはずだ。狙われそうなら小町がそいつを先に撃ってしまえばよいのだから。

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ダダダダダダダダ!!

1秒間辺り100発もの弾丸を発射するミニガン。通称”無痛ガン”なんて言われるのも理解ができるだろう。
ジェイソンは乗り捨てられ放置された車の上に乗ればミニガンをエイリアンに向けて乱射しまくる。実に爽快な光景だ。
エイリアンたちはその名前に恥じない無痛ガンに撃たれれば痛みを感じる前に絶命していく。

小町はと言えば、ジェイソンを狙おうとするエイリアンたちをクロードと共に撃ち抜いてく。

数分も経たずしてミニガンで一掃され、後に残ったのは今回のターゲットであるサイバータンクとエイリアンの死体。

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Ja「パーツとやらはどこにあるんだ?」
Ki「戦車に取り付けられているわ。取り付けることで出力が上がっているみたいね」

今回必要なパーツは戦車に取り付けられている。
このパーツは非常に強力な物らしく、サイバータンクに取り付けることで出力や性能を上げてより強力な物へとなっている。

後はこの戦車をキンジーの指定した場所に持ち帰り、パーツを外して鍵を作るだけなのだが……。

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Ki「戦車は小町に任せてクロードとジェイソンは先に戻ってきてくれるかしら?」
小町「あたいが運ぶのかい?」
Ki「サイバータンクを動かせるのは貴方だけだもの。少し時間を貰うけど許してくれる?」
小町「まったく……仕方ないさね」

この3人の中で唯一サイバータンクの動かすことができるのは小町だけ。彼女にサイバータンクを任せ、クロードとジェイソンの2人にはまた別の仕事をやってもらうこととなる。
小町はサイバータンクへと乗り込めばキンジーの指定するドハティの駅前にあるガレージまで運んでくるように指示を出すのだが、ここで思いもよらない事態となる。

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Ki「そっちにゼンの増援が駆けつけてきてるみたいね」

小町がサイバータンクを動かし、通りに出た所でゼンはこの異変に気付いたようで増援を要請し、小町を、サイバータンクを奪い返すために行動を起こしたようだ。
と言ってもこちらは戦車。そうは簡単には止めることも奪い返すこともできないだろう。そこまで脅威になるとは考えづらいが用心に越したことはない。

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どうやらゼンソルジャーは道にバリケードを作ってこちらの進行を防ごうとしているようだ。とはいっても所詮はサイバービークルとただの歩兵。
戦車の主砲の前ではただの無力であり、小町は何の躊躇もなく砲台を彼らに向けて吹き飛ばして無理やり道を切り開く。

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小町「あんなのであたいを止められると思った考えがよくわからないさね」

小町の言う通り、あんなものでは強化された戦車の1つを止めることは到底不可能。強化されていなくても結果は同じ。つまり止める気が本当にあるか怪しいものがあるのだ。

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バリケードは数度にわたって設置されていたがそのすべてを吹き飛ばす小町。そうこうしているうちに配達場所のドハティのガレージへと到着する。
後はこの戦車に設置されているというパーツを取り出して鍵を作成して最期の仕上げに取り掛かるだけだ。

一方、現実世界で小町達を指南していたキンジー達の元には1人の来客が訪れる。
いずれこちらに合流するとは考えていた。少し思っていたよりも遅かったが、その来客は仮にも一国の大組織のトップに立つ人間。融通が利かないのは仕方のない事だろう。

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Kinzie(Ki)「ちょうど鍵のパーツが揃ったところよ。それで……私たちのところに来たってことは何か情報を持ってきたってことよね?」
文「ええ、2つ情報を持ってきました」

彼女の口から語られたのはレミリア、そしてフランドールの2人が囚われている場所を見つけたということとゼン帝国と霍青娥にはつながりがあるという情報の2つ。
どちらか片方だけでも大きなトピックだというのに一気に2つも仕入れてくるあたり、彼女が情報収集に長けた優秀なIAAエージェントということを改めて実感させる。

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幽香「霍青娥……なかなか私たちを楽しませてくれるじゃない」
文「私達も、彼女がゼン帝国との繋がりを持っていたという事実を知った時には驚きました」

霍青娥とゼン帝国の繋がり。FIBに居たはずの霍青娥は既にFIBを辞職したらしい。まるでトカゲのしっぽ切りだろう。
幽香は静かなる怒りを浮かべているように見えるがそこに触れれば後に何が起こるか予想もつかない。ここは受け流しておくのが得策だろうか。

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慧音「射命丸、2人をどうやって救出するかのプランは考えているのか?」
文「ダムには二箇所入口があることを利用し、敵を挟み撃ちにするつもりです。敵は相当厚い警備を敷いているようなので、強力な戦力が必要となると思われます」

シャーマンダムには上と下にそれぞれ2か所、入口が存在する。上の入口は陸路での侵入が可能だが、下側の入口は海路、もしくは空路を使わない限りたどり着くことができない。
もちろんロープなどを使えば簡単に下側の入り口に降りることは可能。だが問題は入口にたどり着けるか辿り着けないかではない。

ゼン帝国はこのダムの中に腕の優れた兵士を多数配置しており、銃撃戦それもこれまでよりも派手でより危険度の高いものが予想される。
ともなればこちらにもそれ相応のメンバーを集める必要があるのだが、その辺りは彼女が考えているのだろうか。



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