cut3


シミュレーション31 バーチャルサンアンドレアス
gta_sa 2015-12-07 00-23-46-246
Kinzie(Ki)「鍵を設置していつでも計画を実行できる状態にしておくわ。ジニャックの目は欺けておくから心配しないでちょうだい」
小町「このバンに積まれているのかい?」

シミュレーションをオーバーロード、いや破壊と言う表現が妥当だろう。鍵の完成というのはそれを意味しているのだから。
ジニャックは常にシミュレーションを監視している。万が一鍵を設置したことを勘ぐられてしまえばこれまでの計画がパーになってしまう。設置している間はオフラインに見せかけて実行に移す。
キンジーの努力もあって好きな時に好きな時間だけオフラインに思わせることが可能になっているのでゆっくり、焦ることなく計画を遂行できるだろう。

gta_sa 2015-12-07 00-24-05-069
Ki「ええ、2台分2か所に設置するわ。貴方はガントブリッジの真下、プレジャードームの駐車場にそれを設置してちょうだい。クロードは町一番のビルの下に設置してくれる?」
Claude(Cl)「了解した」
Ki「それじゃあ2人とも、後は頼んだわよ。なにかあったらすぐに教えてちょうだい」

鍵は2つ。それぞれ1つずつをバンに積み込んでいつでもそのバンを爆破することで鍵が起動され、半自動的にシミュレーションの核心部へと到達。そのままシミュレーションをオーバーロードさせ、破壊に近い導く。
おそらくそうなればジニャックは必ず莫大な量のリソースを流すはず。そこを逆探知してジニャックの居所を突き止めるというわけだ。

gta_sa 2015-12-07 00-26-19-424
小町「いよいよ計画も大詰めってところだね。一時はどうなることかと思ってたけどなんとかクリスマスまでには片付けられそうさね」

小町はバンをガントブリッチ下にある、バッテリーポイントにある現実世界におけるプレジャードームへと走らせる。
計画も残すはこの設置とオーバーロード後のジニャックの居所の特定と奴を潰すための襲撃のみ。

ここまで来るのにそれなりの時間を要した。なかなか休息を得ることもままならなかったわけだが、この計画さえ終わればゆっくりできる時間が出来る事だろう。
目先の欲望の為に生きているわけではないがここまで息継ぎなしでやってきたと言っても過言ではないので早い所休息が欲しいのだ。

gta_sa 2015-12-07 00-28-14-470

小町は予定通り、バッテリーポイントにあるプレジャードームの駐車場に到着するとキンジーに指示されていた通りの形でバンを止める。
どのみち爆破してしまえば向き関係なく鍵が起動するのでわざわざ細かい所まで気にするところはないと思うのだが神経質なキンジー。彼女の小言は聞きたくないので意向に従うのが良いだろう。

gta_sa 2015-12-07 00-29-10-832
小町「こっちは設置が終わったさね。そっちはどうだい、クロード」
Cl「こっちも今設置が終わったところだ」
Ki「2人とも設置が終わったみたいね。とりあえずこっちに戻ってきてくれる?」

同時に行動していたクロードもどうやらバンの設置を終えたようだ。つまるところ、シミュレーションでの活動はこれが最後。
少々名残惜しくはあるが、あくまでもこのシミュレーションは「悪夢」。あまり深く考えるべきことではないのかもしれない。

それにキンジーの事だ、もしかするとこのシミュレーションのプログラムを何らかの形で保存しようと試みている可能性も0ではないのだ。

gta_sa 2015-12-07 00-35-54-498
Ki「2人とも戻ってきたみたいね」
Cl「これでシミュレーションでの活動も終わりだよな?」
Ki「ええ、そうよ。でも完了とは言えないわね。後はシミュレーション”α”にも鍵を設置する必要があるわ」

シミュレーションでの活動は実にあっけなくはあるがこれで終わりだ。
しかしそれはあくまで”シミュレーション31”での話であり、シミュレーション関連でするべきことはまだ残っているようであり、それがこのシミュレーション”α”に鍵を仕掛けるという仕事だ。

gta_sa 2015-12-07 00-37-10-158
小町「あたいたちが行くのかい?」
Ki「シミュレーションαの事は射命丸とパチュリーに任せてあるわ。今はレミリアとフランドールの救出に向かっているところよ」

シミュレーションαでの作業をキンジーはハッキング能力にも長けている射命丸、そしてレミリアとフランドールの親友でもあるパチュリーに任せている。
もちろんキンジーが時折αに関しての作業をすることもあるのだが、αに関して言えばキンジーよりも射命丸やパチュリーの方が詳しいと言えるだろう。

そんなこんなで射命丸は何をしているかと言えば例のダムにあるゼン帝国の研究所へレミリアとフランを救出するためにレジスタンスと彼女自身の部下を引き連れて救出作戦を遂行しているところだ。

gta_sa 2015-12-07 00-39-05-846
Jason(Ja)「おい、射命丸ってのは……」
Ki「来るのが遅かったわね。シミュレーション関連の仕事はもう終わりよ。でも丁度良かった、貴方たちに計画を話していなかったから」
Cl「計画?」

遅めの登場をしたのはジェイソン。彼もまたクロードや小町、慧音や妹紅などと同じくアルター社の計らいでL.S.I.A.近くのホテルの一室を借りて寝泊まりしており、ここに来てやや遅めではあるがこちらに合流した。
彼が来たのは気まぐれのようなものであり、前もって来るように言われていたわけでも仕事があるから来たわけでもない。

gta_sa 2015-12-07 00-37-23-658
Ki「ジニャックを見つけた後の計画のことよ。幽香や慧音、射命丸には伝えてあるんだけど」

キンジーは計画についてやや端折りながら小町、クロード、ジェイソンにわかるように説明する。
いくら腕の立つメンバーが揃ったシンジケートとプラスアルファとは言っても相手にするのは一応宇宙一とも言わしめた技術を持った地球外生命体。
どのような武器や兵器を持っているかもわかって居なければ規模すらも分かっていない。もしかすれば地球を爆破させることだってできるかもしれないし、地球の外にもまだ彼らの兵士が居るかもしれないのだ。

gta_sa 2015-12-07 00-39-29-644
Ja「随分大がかりな事をするんだな」
Ki「奴らを地球から根絶する為ならなんだってするわ」

ハッカーチームと現地でエイリアンたちを潰す2チームに分かれるわけだが、ハッカーが現地で活動するのも必要になることと推測される。
そういったときにバランス特化とも言えるであろう、射命丸の存在は必要不可欠となる。

簡単に計画を説明するのならジニャックの居場所を突き止めた後、そこをシンジケートとプラスアルファのメンバーで奇襲を仕掛けるという至ってシンプルなものだ。

gta_sa 2015-12-07 00-41-16-158
Cl「話は変わるがシミュレーションαに鍵を仕掛ける理由はなんだ? 特に必要性を感じないが……」
Ki「あのシミュレーションは構造としてはシミュレーション31と同じものなの。でも問題はそこじゃなくてあのシミュレーションにジニャックがかなりの物を手掛けていると言う点よ」
小町「つまりそこを壊せば同じくリソースが流れるってことさね……」

シミュレーション31とαの2つはジニャックがかなり手を掛けたものなのか他のシミュレーションとは大きく異なる点が多数存在する。
つまりジニャックが重要視しているシミュレーションの可能性が高く、そこを破壊されでもしたら確実に彼は怒りを覚えること間違いなし。そして復元するために多数のデータ、リソースを流すのは明白なのだ。

そして2つ同時にやることによって彼がオンラインである時間を長くさせて、逆探知をスムーズに行うという狙いもある。

gta_sa 2015-12-07 00-41-26-319
Ki「後は射命丸がレミリアたちを連れて帰ってくるのを待つのとαに鍵を仕掛けてもらうだけになるわ」
Ja「レミリアたち?」
Cl「そういえばジェイソンは全員を知っているわけじゃないんだったな。後でゆっくり教える」

残すものも明白になっている。ここからはとんとん拍子で計画が成功するのをキンジーは願いつつ準備を進めて行く傍ら、クロードはジェイソンがまだ見たことがないと言うシンジケートメンバーや紹介していないメンバーを教える為に時間を割く。
早い所ジニャックを追い出して”平和なアメリカ”を取り戻したいと誰もが思っていることだろう。



Act.32/Act.34