cut4
サンフィエロ ドハティ サプリ製造工場
gta_sa 2016-05-28 00-17-34-357
Stella(St)「今回採決されたこの”ギャング排斥法案”はコーニッシュ上院議員によるものであり、今後数週間以内に対ギャング組織を――」

ニュースが報じるのはつい先日、法案が通ったばかりの”ギャング排斥法案”についての報道。
この法案はキンバリー・コーニッシュ国会上院議員によって提案されたもので、増えた組織犯罪を根本から絶つ事を目的としている。
……もっとも、どうしてこのタイミングで彼女がこの法案を出したかと言えば、数年、もっと前に遡るが、ギャングの抗争で夫を失った過去からなのだが。
現代において、メディアやSNSはシンジケートに加わる犯罪組織、つまりホワイトロックファミリーやレジスタンス、そして例外なくルチャドールズをヒーローとして崇めているという背景もあってのことなのだろう。

gta_sa 2016-05-28 00-17-40-605
Tylor(Ty)「対ギャング組織?」
Sasha(Sa)「詳細は不明ですけどここ数日ネット、特にブリッターを中心に騒がれてる話題ですね」

ルチャドールズの拠点。特に大きな動きもなく、平常通りドラッグの配達に製造、そして強奪といつも通りの毎日を過ごしていた。
もちろん、そこに警察や敵対組織と言った影の存在もある。だが、ボスにしてみればそんなもの脅威でもなんでもなかったが……。

gta_sa 2016-05-28 00-17-51-422
Sa「……現時点ではまだ全ての情報がわかってるわけではないですが、どうやら彼らは最新兵器やゼンのテクノロジーを使った武器を開発しているみたいですね」
Ty「ゼンのテクノロジーだと?」
Sa「レーザー式のリロード不要のショットガンに熱追尾機能のついた高性能ロケットランチャー、それにテクノロジーを応用したF-69の発展型……それと装甲車ですね」

サーシャの手にかかれば国家機密などすぐに情報を集められる。
後処理など、足がつかないようにするためには手間がかかるので一度に多くの情報を、とは出来ない。
だが一度で短時間に多くの情報を収集できる”場所”を見つければこっちのもの。必要十分の情報を後処理不要で抜き出せる。

やり方はさておき、サーシャは既に新たに配備されるという、その例の”対ギャング組織”についての情報をある程度入手している。
既にサーシャが持っている情報と、報道された内容を照らし合わせれば、大方見当がついてきた。

まず、使用する武器。これはゼンのテクノロジーを用いて作られたレーザーショットガン。つまりリロードが不要で、なおかつ高威力ということだ。
続いて使用する兵器。既に存在するVTOL型戦闘機F-69を発展させたものが使用されるというらしい。
それに加えて市販もされているがその耐久力と性能で評判の高い装甲車、”インサージェント”がメインに使われるという話。

gta_sa 2016-05-28 00-18-44-837
Sa「どれくらい影響をもたらしてくるかは未知数ですが、仮に敵に回せば脅威であるのに違いはないですね……」
Ty「例え戦車や戦闘機で襲われようとアタシらは絶対に負けやしないよ」

シンジケート、あるいはルチャドールズにどれくらいの影響が出るかは現時点では未知数。
だが、この武装の数々を知れば彼らを敵に回せばかなり手強い相手であるのは間違いなく、下手をすれば彼らの目的通り”潰され”かけない。
しかしボスにしてみればどんな武器を持って来ようとも、どんな兵器を使い、どんなスキルを持った相手であろうと
ルチャドールズは絶対に無敗、という信念を持っており、今回のこの組織に対しても脅威とは感じていないようだ。



ロスサントス サンタマリアビーチ 住宅
gta_sa 2016-05-28 00-40-43-093
Rick(Ri)「おい、今日一日でどれだけ振り回してるんだ?」
Ana(An)「私だって好きでやってるんじゃないの。そういう予定なのよ」

ロスサントス、サンタマリアビーチ。既に時刻は夜の7時を過ぎた頃。昼頃からアナに行動を共にすることを余儀なくされているが、相変わらず現時点でも解放はされていないリック。
流石に元カレ元カノというギクシャクした関係から、2人で居るのはあまり良い空気ではない上、長時間共にすることが耐えられないようだ。

gta_sa 2016-05-28 00-42-00-369
Ri「予定ってお前、俺たちが1回で終わった理由わかってるのか?」
An「デートの待ち合わせに海パン一丁で来る男がどこに居るのよ」
Ri「ここはロスだぞ。それも海開きの終わってるな。それよりもデートを分刻みでスケジュールする女がどこに居るんだよ」

2人が分かれた理由、どうも”馬が合わない”というのは本当のようでお互いでお互いに原因は相手にある、と考えているようだ。
だが、だとしても何故このような時刻までアナはリックを拘束させるのだろうか。既に慧音とは件のバーガーショットで別れている。再び合流するとは考えづらい。

gta_sa 2016-05-28 00-42-17-595
An「どうやら当事者の1人が到着しないみたいだわ。先に始めましょう」
Ri「始める? 始めるって何を」
An「あなた”悲劇のバレンタイン”の当事者よね?」
Ri「ああ、そうだが」

アナの”今の”目的。それは”悲劇のバレンタイン”と呼ばれる1年前のバレンタインに起きた事件の調査。
いや、あれは事件と言うべきなのかもわからない。陰謀じみている節もあれば、ただの事件だったようにも思える。たった1年前だというのに、既にそこらがあやふやになってしまっている。

gta_sa 2016-05-28 00-42-38-070
An「私はあの事件の”真実”を調べてる。調査の為に当事者の1人を呼んだんだけど連絡が取れないみたい。まぁいいわ、あなた1人でも多分聞きだせる」
Ri「悪いがあの事件については俺は”現場の制圧をしていた”だけであって詳細についてはなにもわからない」
An「それでも十分。ああ、あなたの事だから私がどうしてこの事件を調べてるのか気になると思うから先に言うわね」

アナがこの事件を調べているのは大きく分けて3つ。”好奇心”がまず1つ。次に”FIBと言う組織の再確認”が2つ。最期に”その時になくなった美術品”の回収。
この3つがアナを突き動かし、”悲劇のバレンタイン”を中心にさせている要因だ。

gta_sa 2016-05-28 00-43-41-222
Ri「美術品が積まれていたかは別として、調書を見ればあの現場から走り去った車なんて特定できるんじゃないか?」
An「既にやっているわ。でもあの調書は”捏造”されてる部分があるのを確認したの」

FIB上においてはこの事件は既に”解決済み”となされているが、現状はおそらく”未解決”に限りなく近い。
奪われて、行方知れずの美術品はもちろん、多額のお金やドラッグも行方知れずとなっている。様々なものが消えているというのに見つけ出せていないのだ。

gta_sa 2016-05-28 00-44-50-524
Ri「……様子がおかしいな」

外が騒がしい事に気づき、窓へと近づき外を眺めるリック。ただなんとなく気になったから眺めた、それだけなのだが何やら外の様子がおかしい。
ロスは元々治安が良い街というわけではない。それ故に外が多少騒がしくても特に気にするほどのことではないのだが、カーテンの隙間から見えるのはそんな生易しいものではないようだ。
その姿はさながらFIBやIAAといった組織の人間に見える。だが、IAAがこちらに来る理由は考えられない。となると彼らはFIBなのか。それとも――。



サンフィエロ ドハティ ガレージ
gta_sa 2016-05-28 00-25-06-105
Lester(Le)「そこで提案だ。ラスベンチュラスにお前らが好きそうな拠点に使えそうな場所を見つけたぞ」
Franklin(Fr)「ベンチュラスにガレージか?」

現在拠点として使っているガレージ。立地から言えば特に不自由はしない場所なのだが、今回の仕事では砂漠地帯やロスサントス郊外と言った場所での仕事が多くなる。
それを配慮してか、レスターはラスベンチュラスで拠点として使える場所はないかと捜索した結果、一つのガレージを見つけらしい。
ドハティのガレージを手放す、というわけではないが一時的、あるいは今後拠点をラスベンチュラスに移す、というのも考えても良いかもしれない。

gta_sa 2016-05-28 00-25-26-076
Fr「確かに仕事の内容を見る限り、ラスベンチュラスの方が利便性はあるな」
Le「だろう? 既にファビアーノと魔理沙を下見に行かせてるんだ。特にファビアーノはメカニックだからな、アイツに決定権を持たせた方が良い」

レスターはフランクリンより先にメカニックであるファビアーノ、そして偶々暇そうにしていた魔理沙をラスベンチュラスのその例のガレージへと向かわせた。
魔理沙はおいておくとしてファビアーノ。彼がここのガレージの持ち主でもあり、チームには欠かせないメカニック。
彼がベストコンディションで車を弄れる場所でないと作戦を遂行させるのは難しくなる。そうレスターは判断したからこそ、彼に決定権を与えて向かわせた。

gta_sa 2016-05-28 00-26-15-510
Fr「とりあえずファビからの連絡待ちって感じか」

少なくとも決定権はファビアーノにある今、彼からの連絡を待つことぐらいしかすることはない。
強いて言うならば他にするとしたら作戦を立てる事ぐらいだ。どちらにしてもまだ情報をすべて集めきれているわけではない。
情報収集もするべきことの内の1つだろうか。だが、フランクリンにはそこまでそういうスキルを持ち合わせているわけではない。こういう時にショーンディが居れば、と思わずには居られない。



Act.12/Act.14