cut4




リバティーシティ SSV コクランダム
gta_sa 2016-07-11 01-19-17-632
?「予定通り、コンピューターをここからいくつか空港へ運び出す。明日の午前中までに準備してくれる?」
メンバー「このタイミングでですか? いえ、反対するわけではなくここ最近妙な奴がうろついてるんですよ」

リバティーシティ、ショアサイドベイルのコクランダム。パイククリークとシダーグローブを結ぶ橋の役目も担っている、ショアサイドベイルのランドマークの1つ。
郊外における観光スポットとしても名高い場所だが、ここには2つの顔がある。1つは普通に水道局としての顔。リバティーシティ周辺の水はすべてここから供給されている。
もう一方で最深部においてはハッカー集団のデッカーズの拠点としての顔もある。
もっとも、普段は表に出ることはないので、水道局もデッカーズがここを拠点として使っているなど思っても居ないだろう。

gta_sa 2016-07-11 01-19-03-667
?「だから最初は”おとり”を出す。どうせ奴らはIAAの犬だろうしね。ああ、それでその後で”本体”を運び出せば問題ない。偽の信号を”おとり”から発させてそっちに気を逸らさせるのさ」
メンバー「なるほど……それなら後から”本物”の信号が出てきてもすぐには対応できないわけですね」

デッカーズはその腕を買われてリバティーシティからサンアンドレアスにも手を広げるように、上、というよりも手を組んでいる組織”モーニングスター”からの指示を受けて拠点にある設備の一部をサンアンドレアスに移すことになった。
その為にはスーパーコンピューターを運び出す必要があるのだが、コンピューターから発せられるシグナルから在り処がわかってしまう。
ダムに置いているのもそんな理由からで、この場所にあれば水圧やらの様々な条件からシグナルを容易には見つけ出すことが困難となっている。

gta_sa 2016-07-11 01-19-30-415
?「おとりはポートランドの港まで運び込んでくれ。メンバーを逃がすための準備はもうしてある」

おとりはポートランドへ運び込む。少しでも空港から敵を離すためだ。
その一方でメンバーが捕まった時のリスクを考え、既にメンバーを逃がすための準備も念入りに行ってある。準備は万端だ。



サンフィエロ ダウンタウン 警察署
gta_sa 2016-07-11 01-22-40-015
四季「そうですか……わかりました」

サンフィエロ、ダウンタウン。SAPD警察本部が置かれている場所だ。四季は所内の自室で日々起こる様々な事件の処理をしつつ、モーニングスターについての情報を集めていた。
部下の小町をバイスシティに派遣してからどれだけの時間が経っただろうか。事件は解決こそしたが、まだまだバイスではひっかかることがあるようで、先ほど小町からまだバイスに残る旨の連絡を受けた。
もちろん、すべては小町の判断に委ねているのでこちらが横やりを入れるつもりはない。入れるとしたらそれは彼女が仕事をさぼる時のみ。

gta_sa 2016-07-11 01-22-51-011
四季「やはりロスサントスに行って調べるべきでしょうか……ここからだと情報を集めきれないですし」

そして四季は今、再び決断の時に迫られている。
シンジケートのため、と言えば少々四季個人の問題、そして立場的にはあまり言える事ではないのだが、カルテル、それを率いるモーニングスターについて調べる必要がある。
これはもちろん、サンアンドレアスの治安と秩序を守るため。犯罪組織の増加はつまり犯罪率の上昇につながる。それは何としてでも避けたいことなのだ。

gta_sa 2016-07-11 01-23-41-981

四季は受話器を手に取れば内線に繋ぎ、手短にロスサントス行の航空券を取るように指示を出す。
つまり、四季は現在犯罪組織が増えつつある、ロスサントスとその周辺へ赴き現地で調査を行う決断を下したのだ。
次に連絡を取るのはロスサントス警察署。数週間、あるいは数か月単位でそちらに世話になる旨を伝える。SAPD総本部の署長を務めているのだ、権限はサンアンドレアスの警察の中では1番と言って過言ではない。
二つ返事で了承の折を聞けば受話器を下ろす。



ラスベンチュラス ストリップ大通り
gta_sa 2016-07-11 01-39-44-526
にとり「ここに来るのいつ以来だろう?」
Ashley(As)「記憶があってれば半年前だろうな。ここに居るクライアントに車を届けに着た記憶がある」

時刻は既に夜の9時を過ぎた。眠らない街、ラスベンチュラス。ここにマイカーで訪れたのはアシュレイとにとりの2人。
なにかと仕事柄サンアンドレアスを飛び回る事が多い2人だが、やはり基本的にはロスサントスから出る機会は少ない。
今回は彼女たちとも交流のある、レースクイーンこと封獣ぬえが新参のレーサーに破られたとの報せを受けて久しぶりに”業務外”でラスベンチュラスを訪れたのだ。

gta_sa 2016-07-11 01-39-59-531
As「このままぬえの居るだろう駐車場に行くのも手だろうけど、今日明日くらいはカジノで一発賭けてみたいところだね」
にとり「私は反対しないよ。賭け事は好きじゃないから私は見てるだけになるけどね」

このままぬえの居るであろう、立体駐車場に向かい詳しい話を聞くのも手だろう。
だが、仕事以外でここに来るのは実に久しぶりのことなので偶には観光したい、カジノに行きたいという気持ちもある。
ここはあえてぬえのところに寄る前にカジノでがっぽり資金集めと行こうではないか。

gta_sa 2016-07-11 01-41-01-266
にとり「ラスベンチュラスで二強なのはレッドマジックとクリスタライズシルバーの2つだね。私のオススメはレッドマジックだけど」
As「アタシとしてはどっちでも変わらないと思うけど。まあアンタが勧めるレッドマジックにしようか」

ラスベンチュラスにおいて、もっとも人気が高いカジノはご存じの通り、スカーレットグループが直接的に経営している「レッドマジックカジノ」と
直接的ではないものの、裏社会に少しでも精通している者なら知っているホワイトロックファミリーが保有し、経営している「クリスタライズシルバーカジノ」の2つ。
もっとも表向きは”資産家”であるレティ・ホワイトロックが経営していることになっているのだが……。
他にもカジノはクラウンポケットカジノ等、人気のカジノはあるのだが、やはり規模や知名度からかこの2つが常に上位争いをしている状態にある。

gta_sa 2016-07-11 01-41-45-192
にとり「とりあえず今日は疲れたからホテルで休みたい気分かな」
As「しょうがない、今日はさっさと帰って寝る事にしようか」

このままカジノに行くのも良い。だが、やはり長時間のドライブは体に堪える。
疲れも見え隠れしているので今日はこのまま予約してあるホテルに直行して一睡し、また翌朝からにでもカジノを楽しむのも良いだろう。
にとりとアシュレイの2人はそれぞれの愛車に乗り込む。2人の車はそれぞれチューニングカーとしても知名度が高く、人気の高いモデルだ。

gta_sa 2016-07-11 01-43-09-787

にとりが乗る、このラリーカールックのスポーツカーはカリン・サルタンRS。
ラリー選手権にも出場したことのあるマシンで、にとりの乗る物はRedwoodがスポンサーとして出場したことのあるマシンだ。
最大トルクはベースのサルタンやRSよりも遥かに上回っており、実に公道においてはオーバースペックとも言えるほどの性能を誇る。

gta_sa 2016-07-11 01-43-30-442

一方でアシュレイが乗っているこのバンシーがもう1台のバンシーを呑みこんだようなスポーツカーはブラヴァド・バンシー900R。
アメリカの自動車産業において世に送り出された名車の1つだが、数年前に惜しまれつつも生産終了がアナウンスされ2022年モデルを最後に生産が終了された。
これはそんなバンシーの最終モデルをベースとしたハイスペックグレード「900R」で812馬力にも及ぶエンジンと軽めの吹け上がり、伸びる最高速度が特徴的なマシン。

gta_sa 2016-07-11 01-44-42-112

2人は車をエメラルドアイルホテルがある北部へ向けて車を流していく。
観光地、さらに加えて時期も時期だけに交通量は比較的多いが渋滞と言うほどのレベルではないだけに比較的簡単に流れていく。



Act.21/Act.23