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前回の記事からもう3年近く経つんですね。
ということであれからいろいろとニューヨークタクシーも変わってきているので少しだけ触れようかと。別にタクシー用ブログもあるのですが、時事ネタにも近いのでこちらで取り上げようかと思います。

まず触れるべきは年内でクラウンヴィクトリアのタクシーが消える可能性が高い、ということ。
ツイッターの方で仲良くしている方によればどうやらニューヨークのタクシー車両はその年式から最長5年という話らしいので、既に今年で5年目となる最終型クラウンヴィクトリアをいくら使っていたとしても、年内には消える、と言う計算になります。

もっとも、パトカー車両からの払い下げを使うことが多いのでもしかすればもう1、2年程度は生きながらえるのかもしれませんが……。

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現在、ニューヨークで採用されているアメリカメーカーのセダンはシボレー・インパラとフォード・フュージョン、フォード・トーラスですがいずれも台数が多いようには見えませんし、加えてこれ採用されていたのを確認したのは2014年なんですよね。一応実際に走ってるのは画像で確認済みですが、正直台数は数台程度で、1万台以上もあるニューヨークタクシーからその数台を見つけるのは相当至難の技だと思います。

現在でも採用されているのはダッジのグランドキャラバンですが、これは年内で生産終了になりクライスラー・パシフィカになります。パシフィカはキャラバンより数千ドル高いのでこれが採用されるかは微妙です。

そうすると今後も採用される可能性があるのは前述のセダンとVPG MV-1程度ですが、今年は認可が見送られているような記述も確認できるのでもしかすると……と言う気はします。
タクシー車両で個人的な主観で最も優れているのはこのMV-1だと思うんですよね。マイナーで、ビッグ3以外のメーカーの車両ですがそれが余計にチェッカー・マラソンの後を継ぐのに適してるように思えるんです。

ちなみに一番数が多く、クラウンヴィクトリアの後継として一番数が多いのはトヨタのカムリです。
そうですよね、アメリカ製のトヨタのミドルサイズセダン。そりゃあ使います。北米でベスト3に入る売れっ子です。


さて、1年前の話になりますが、「否決」された日産の独占計画がなんと、ニューヨークの最高裁で「承認」に変わりました。
ということはNV200による全車両置き換えが可能となった……というわけです。
アメリカなのにタクシーが日本製、おまけにロンドンや中国までもコイツにするつもり、とはどこまでその国の景観を壊せば気が済むんでしょうか。幸か不幸か、ニューヨーク以外の州では今のところ採用は確認してませんが時間の問題でしょうか。


ちなみに対抗馬とされるフォードのトランジットコネクトですが、耐久性がゴミということがわかってるのでおそらく増えることはもうないかと思われます。商用車などで使う分にはまだしも、常に走行距離を稼ぐタクシーの過酷な使用ではフォーカスだったかのシャーシはやはり耐えられなかったようですね。


余談ですが、メダリオンの相場が高騰して1億円を超えたんだとか。1億円っていうと物に寄りますがスーパーカーが1台確実に変える金額です。もしかしてボーローキャブ(緑のニューヨークタクシー)もこの問題を解消する為でしょうか?
ボーローキャブはマンハッタンでの営業は不可能です。マンハッタン以外のニューヨークシティ内では営業できるようですが。

東京のタクシーは5万台に対し、ニューヨークの1万3000台弱というのはどう考えても貧弱なようで、その一方で商売としては台数の制限のおかげかぼろ儲けできるんだとか。資産家たちがメダリオンを購入し、それを貸与と言う形でドライバーたちに提供してる。良い商売ですね。


正直NV200、デザイン性でかなり劣る事案が発生してるんですが、どうして日産も、使用する側も思いつかなかったんでしょう?
タクシーに乗せる広告行燈がNV200だとルーフウィンドウの関係上、後部に置くしかなくなるんですよね。
偶にニュース映像などで見かけますが、非常に不恰好で元々全高の高いバンの高さがさらに高くなるなんていう事態になってます。

大型車両も多く走っていれば、アメリカという広大な土地なので多少高くても問題はないんでしょうけど、どうして広告行燈を載せる前提で設計できなかったんでしょうか?

トランジットコネクトに比べれば幾らかは耐久性はあるとは思いますが、所詮は日産です。トヨタほど長持ちするタクシー車両だとは思えません。

そして何より突っ込みたいのはNV200、今供給されてるのは「EV」ではなく「ガソリン車」と言う点です。
ニューヨークに電気スタンドは増えてないですし、そもそもEVはとてもじゃありませんがテスラのEVでもない限り、タクシーには使えません。

加えて2005年あたりで当時の市長が「2012年までに全車HV化」を掲げていた割にはそれが成し得てないこと。
おまけにタクシー・オブ・トゥモローで採用されたのはEVなのに計画で現在配備されてるのはガソリン車。

裁判の件と言い、前述のことといい、行き当たりばったり過ぎる気がします。アメリカ人は詰めが甘い印象を受けますね。


P.S.
検索の際に何故かニューヨークのタクシードライバーたちによるセミヌード写真集の一部のような画像が出てきましたがアレ何なんでしょう?
消防士や兵士、運送会社などの力仕事が必要になる職場で働く人たちでもないセミヌードなんて誰も得しないような気がするのですが……。