cut5



サンフィエロ ドハティ サプリ製造工場
gta_sa 2018-06-09 03-51-46-425
Sasha(Sa)「予定通りお願いしますね、ボス」
Tylor(Ty)「ああ、アタシはコイツで暴れてくる」

レジスタンスとルチャドールズの合流計画。
レジスタンスとホワイトロックファミリーの面々が、スカーレットから貸し出された装甲車でドハティのルチャドールズの拠点までやってくる手筈になっている。
ルチャドールズの仕事は非常に単純な物で、このカスタムされたファントム、通称”ファントムウェッジ”で暴れて陽動作戦を起こす、という物だ。

gta_sa 2018-06-09 03-52-27-695

ボスはファントムウェッジに乗り込むなり、エンジンをスタートさせて拠点を後にする。まず最初に向かうのは軍港エリア。
海兵隊の空母が停泊しているサンフィエロの基地周辺のエリアはSTAGの拠点こそないが、STAGが度々出入りしている場所であり、陽動を起こすのにうってつけの場所と言えるだろう。

gta_sa 2018-06-09 03-53-26-874

トレーラーヘッドに取り付けられたこの楔で渋滞に突っ込めば、ひとたびそこは、嵐でも巻き起こったかのような光景が広がる。
押しのけられ、吹き飛ばされる車。一部の人にしてみれば、まさしく快感とも言えるだろう。
ボスはこの手の事が大好きな人種なので、その表情は非常に清々しいくらいの笑顔である。

gta_sa 2018-06-09 03-53-51-515
Ty「やっぱりこういうのは快感だな!」
Sa「多分ボスだけですよ、それ……」

あまりのボスのテンションの高さにサーシャはやや引き気味ながらも、ボスは絶えずにウェッジで一般車を吹き飛ばす。
陽動作戦は徐々に効果を示してきているようで、遠くからパトカーのサイレン音が聞こえてくる。今のところ順調にプランは進んでいるかと思えたが……。

gta_sa 2018-06-09 03-54-07-023
Sa「ボス、レジスタンスとホワイトロックファミリーがSTAGに襲われているようです!」
Ty「チッ、情報がやっぱり洩れてたか。あの廃工場にオーシャンズがうろついてたし、怪しいとは思ってたぜ」

サーシャは各地の防犯カメラや交通カメラで都度、レジスタンスとホワイトロックファミリーの乗る装甲車とボスのファントムウェッジを確認しているが、
どうやらレジスタンス側にトラブルが発生したらしくSTAGの連中が追いかけてきているらしい。
想定外というわけではないが、作戦通りに行ってないのは確かだ。だが、これもボスの想定内と言えば想定内。
ここ最近、オーシャンズの構成員たちがルチャドールズの拠点からもほど近い廃工場で目撃されており、またダウンタウンのビルの1つにはモーニングスターと思わしき連中が目撃されている。
恐らく彼らはマーシャルローの発令に際して、ロスサントスから逃げてきたのだろう。今現在、ロスサントスはSTAGが完全に統制下に置いており、もはや陸の孤島という表現が正しい。

gta_sa 2018-06-09 04-06-17-862
Ty「合流した方が良さそうだな」
Sa「ボス、そっちに警察のロードブロックがあります!」
Ty「チッ、迂回するしかなさそうだな」

STAGを相手取ると同時に、警察も相手取ることは想定していたが、SAPDはやはりかつての頃と比べると大分有能になったと思う。
的確な位置にロードブロックを配置し、ファントムウェッジが吹き飛ばしづらいタイプの警察車両、つまりNOOSEから貸し出されているポリス・ライオットを複数配置し、完全防御に出ている。

gta_sa 2018-06-09 04-06-35-664
Ty「昔はもっと無能だったんだけどな」
Sa「四季映姫が完全に統括してからSAPDも大分変わりましたからね」

元々ZPDとなっていた警察機関も気付けばSAPDに戻っていた。
そして今、四季映姫がサンアンドレアスの警察機関のトップに立ってから既に2年近くが経とうとしている。その成果が見えてきているという事だろうか。
ボスは向かい来る警察車両を吹き飛ばしながら、時折止まっているSTAGのインサージェントトラックを見つけては突っ込む。
だが、STAGの多くはレジスタンスをメインターゲットとしているのか、あまりこっちに引っかかってこない。

gta_sa 2018-06-09 04-07-13-823
Ty「アイツら連携でもしてるのか?」
Sa「わからないですけど、その可能性は高そうですね」

ルチャドールズの拠点であるドハティ方面はどこも警察の厚いロードブロックのおかげでなかなか戻れないで居る。
ファントムウェッジは確かに巨大な楔と高い耐久力を持つが、楔がボディに直接取り付けられているおかげで、ゆっくりとだが、ダメージが蓄積されてきて居るのが目に見えてわかる。
故に、何台もライオットを吹き飛ばそうものなら、エンジンが止まり、そのままあえなく御用となってしまうだろう。

gta_sa 2018-06-09 04-07-33-103
Ty「サーシャ、どこか道はないか?」
Sa「今探しています……! あ、でもそろそろレジスタンスが拠点に到着しそうですよ!」
Ty「今はホワイトロックファミリーに任せるしかなさそうだな」

万が一の時の為、ルチャドールズの拠点にはホワイトロックファミリーとルチャドールズの面々が少ないながらも、待機している。
仮にSTAGやカルテルの連中が近付こうものなら、すぐにでも応戦体勢に入る事だろう。

gta_sa 2018-06-09 04-07-48-504
Sa「交戦状態になってます、ボス!」
Ty「今そっちに向かってる」

既にドハティの拠点では銃撃戦が展開されているらしい。
もっとも、あちらには非常にパワフルなホワイトロックファミリーのレティとヴィタリーが居ることを考えれば、おそらく決着はすぐに付く事だろう。
ボスは一か八か、ファントムウェッジでそのままロードブロックに突っ込み、ライオットを吹き飛ばしながら道を無理やり切り拓く。

gta_sa 2018-06-09 04-08-43-243
Ty「危機一髪ってところだな」

そのまま煙を吹き始めたファントムウェッジに鞭を打ちながら、ボスは拠点への帰還を目指す。

gta_sa 2018-06-09 04-18-25-727
Sa「やっと到着しましたか」
Ty「待たせたな」

時間にして十数分ほどだろうか。ようやく、ドハティのルチャドールズの拠点に到着したボス。
少し遅れての到着となってしまったが、ボスの読み通り、その頃にはホワイトロックファミリーが追いかけてきたSTAGを全員始末し終えており、問題は無し。

gta_sa 2018-06-09 04-18-36-937
針妙丸「ありがとう。あなた達のお陰で助かったわ」
正邪「礼を言うぞ。この恩はいずれ返す」
Ty「怪我はなさそうだな。適当に空いてる部屋を使ってくれ」

やはり装甲車というだけあり、防弾性能は高いようだ。
針妙丸と正邪には大きい怪我もないどころか、相変わらずの様子。これなら安心だろう。

gta_sa 2018-06-09 04-19-00-135
Sa「レティさんにヴィタリーさん、それにホワイトロックファミリーの皆さんのおかげで助かりましたよ……」
レティ「いいのよ。仲間のためだから。それに、作戦がうまくいったのはあなた達の陽動があったからこそよ」
Vitaly(Vi)「その通りだ。むしろ、礼をしなきゃならないのはこっちさ」

サーシャは手短ながらも、レティとヴィタリーに感謝を伝える。
この計画が上手く行ったのはやはりホワイトロックファミリーの協力があったからこそと言えるだろう。
無論、ルチャドールズとレジスタンスの2チームでも、割と上手く行ったのかもしれないが、やはり数は多い方が成功率も高い。頼んで損はなかった。



←Before Act.19「マーシャルローとSNS」
Next→ Act.21「ハッキングコネクション」